山形市は山形県の中部の東、山形盆地の東南部に位置する都市である。古くは最上(もがみ)と呼ばれていた。山形県内で最も人口が多く、同県の県庁所在地である。2001年(平成13年)には特例市に移行した。
「山形蔵王温泉スキー場」は、樹氷を見ることができるスキー場として知られている。国内でも有数の規模を誇り、岩手県の安比高原スキー場と並ぶ東北を代表するスキー場である。同スキー場は、日本最古の湯ともいわれる「蔵王温泉」を抱える。蔵王温泉には、名物となっている大露天風呂がある。
「立石寺(りっしゃくじ)」は慈覚大師(円仁)により創建された天台宗の寺院であり、“山寺”の通称で知られている。国の名勝と史跡に指定された。松尾芭蕉が訪れており、名句“閑さや巖にしみ入る蝉の声”を詠んだといわれる。参道には句碑が立ち、JR山寺駅の東には芭蕉の遺墨や奥の細道に関連した資料が展示されている。
「山形城」は市内の霞城町(かじょうまち)にあった城であり、別名「霞城」とも呼ばれる。現在は二ノ丸東大手門が復元され、周辺は桜の名所である「霞城公園」として整備されている。園内には、第11代藩主である最上義光(もがみよしあき)の騎馬像が立つ。同じく園内にある「山形県立博物館」では、最上川で発見されたヤマガタダイカイギュウの骨格標本や、縄文時代最大の土偶などが展示されている。